性器ヘルペスウイルス感染症について
性器ヘルペスウイルス感染症は単純ヘルペスウイルスに感染することで起こる感染症です。単純ヘルペスウイルスにはⅠ型とⅡ型がありますが、性器ヘルペスウイルス感染症は主としてⅡ型で起こります。主にⅠ型で起こる口唇ヘルペスのウイルスもオーラルセックスなどで性器に感染することもあります。一度ウイルス感染すると、ウイルスが体の中に住み続け何度も再発を繰り返します。
症状
性器ヘルペスウイルス感染症は3‐7日間、ウイルスが潜伏すると言われております。症状がないことが多いですが、性器に小さなみずぶくれやただれができることがあります。また激痛の為、排尿困難や歩行困難を生じることもあり、治った後でもウイルスは体の中に住み続け、疲労や抵抗力が落ちたときなどに再発することがあります。
治療方法
性器ヘルペスウイルス感染症はウイルス剤の内服や軟膏、抗炎症剤、鎮痛剤などで治療します。症状が現れたり、少しでも違和感があった際には診断を受け、パートナーや性交渉の関係を持った方と一緒に治療をすることが重要です。